腸活について

みなさん腸活をご存じですか？
腸活とはバランスのいい食事や適度な運動で腸内環境を整えることです。
腸は食べ物に含まれている栄養を吸収する働きを持つ臓器です。
私たちの腸内には細菌がおよそ約1000種類、100兆個も棲みついています。
腸が健康だと便通、ダイエット、肌、免疫力向上など様々な機能が改善されると言われます。
しかし今は不規則な生活、栄養の偏りがある食事の乱れにより、悪玉菌が増え腸内環境が乱れがちな方が多いです。

日々の食べ物や運動不足が腸内環境に大きな影響を及ぼしますので、今回は腸活の方法をご紹介します。

腸内には体にいい影響をもたらす「善玉菌」、悪い影響をもたらす 「悪玉菌」、どちらにも属さない 「日和見(ひよりみ)菌」があります。
体の健康には腸内にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌の割合を増やすことが重要です。
悪玉菌が増えるとたんぱく質を分解して有害物質を発生させ腸内環境を悪化させます。
どちらにも属さない日和見菌は善玉菌が繁殖すると善玉菌に、悪玉菌が繁殖すると悪玉菌になりやすい性質を持っています。
悪玉菌より善玉菌が多い腸内フローラに整えることが大切です。

◆腸内環境に大切な食事
・善玉菌を含む食材（プロバイオティクス）
ヨーグルト、納豆、キムチ、チーズ、味噌など
・善玉菌のエサになる食材（プレバイオティクス）
オリゴ糖、野菜類（ごぼう、玉ねぎ、アスパラガスなど）、果物（バナナ）、豆類（大豆）
・整腸剤
いろいろな種類の乳酸菌やビフィズス菌が凝縮されており腸内フローラを整えます。

◆適度な運動
運動不足は心身のバランスが崩れやすくなります。
腸活をするには食べ物に気をつけるだけでなく体を動かして体の外からも刺激を与え腸を活発に動かすことが大切です。

◆質の良い睡眠をとる
腸は『第2の脳』と呼ばれるほど脳と密接な関係がある臓器です。
質の良い睡眠や十分な睡眠時間が取れていないと自律神経が乱れて腸内環境が悪化します。
規則正しい生活を心掛けて睡眠の質の向上、睡眠時間をとるようにしましょう。

腸内環境を整えて、健康的なからだづくりを目指していきましょう。