2024/04/11
50年前の日本人の平熱が36.89度だったのに対して現代は36.2度にまで下がっています。
ここまで低体温になってしまった原因の一つに筋肉量の低下が挙げられます。
50年前は掃除、洗濯や畑作業など何をやるにしても手作業の場合が多かったはずです。現代はテクノロジーの発達や乗り物等が便利になったので運動量が低下していると考えられます。
筋肉量が落ちるという事は体の中で最も熱を生み出すことが出来る筋肉が少なくなり体温が下がり、基礎代謝が落ちるので内臓脂肪がたまりやすくなります。
内臓脂肪から悪玉ホルモンが出ることがわかっているのでこのホルモンが血管に炎症をもたらすと血栓という血の塊が血管を圧迫してしまったりインスリンという血糖値を下げるホルモンの働きを弱めてしまいます。その影響でがんや高血圧、糖尿病にかかる可能性が上がってしまいます。
筋肉量を増やすためには運動量を上げることが大切になります。
加齢による筋肉の減少率は年に1％といわれています。1日中動かないと0.5％失われるというデータがあるので運動をしないと簡単に筋肉量が下がります。運動といってもジム行って限界まで筋肉追い込みましょうというアスリートみたいな運動ではなくていいのです。手軽に始められそうなものだとウォーキングはすごく良いです。
体温の1番低い朝の時間帯に行うとなおよいです。それだけで0.7～1度上がります。
30分の有酸素運動で8gの内臓脂肪を減らせるという報告もありますので気になる方はぜひやってみて下さいね。
お金持ちの方や芸能人の指原莉乃さんも朝散歩をしているのでもしかしたらお金は朝散歩する方が好きなのかもしれませんね。